2013年3月13日 星期三

日本IBM、「Notes/Domino 9.0 Social Edition」を正式発表

日本IBM、「Notes/Domino 9.0 Social Edition」を正式発表
SNS連携機能追加など。日本語版は4月以降の提供開始予定
(2013年03月13日)

 日本IBMは3月12日、メッセージング/コラボレーション・ソフトウェアの新版「IBM Notes/Domino 9.0 Social Edition(以下、Notes 9)」を発表した。「IBM Connections」や「Twitter」「Facebook」などの外部SNSや、外部システムとの連携機能が追加されている。

 Notes 9は昨年12月にパブリック・ベータ版が公開されていたが、今回正式に発表となった。英語版は3月21日から、また日本語版は4月以降の提供開始予定。1,000ユーザー以下の場合のライセンス料金は1ユーザー当たり2万3,600円(税抜) となっている。

 Notes 9では、同社のエンタープライズ・ソーシャル製品であるConnectionsとユーザー・インタフェースを統一し、同一の操作性を提供する。またタイムライン画面「Activity Stream」には、ConnectionsやTwitter、Facebook上のユーザーの“つぶやき”、SAP ERPやCognos BIといった基幹システムが出力する情報を時系列で表示し、承認や返答を求める作業依頼通知が一覧で確認できる。

 なお、OpenSocial 2.0準拠の「Embedded Experience」機能にも対応しており、外部コラボレーション・システムを同一画面内に埋め込むことで、操作ウィンドウを切り替えることなく単一のNote画面内に一体化できる。

 また、Notesのメールやカレンダー機能をスマートフォンから操作可能にする「Notes Traveler」の新版では、iOSやAndroidに加えてWindows Phone、Windows 8/RTにも対応した。Webテクノロジーを用いたNotesアプリケーション開発技術「XPages」においても、開発環境「Domino Designer」の機能強化や支援機能追加といった強化が図られている。

 なお、これまでのバージョンでは「Lotus Notes/Domino」という製品名称だったが、今後は「Lotus」ブランドを適用しない方針。

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